第52回神経生理勉強会

2181400から北海道エア・ウォーター(株)研修センターで開催された「第52回神経生理検査勉強会~テーマ;糖尿病と臨床検査~生理検査を中心に~」が終了しました。

参加者は65名(講師5名を含む/当研究会会員参加は19名)、悪天候の開始でしたが、終了時は晴天の中終了しました。

市立札幌病院糖尿病内分泌内科の柳澤先生の講演では、糖尿病神経障害の機序の話や今年4月から採用されるHbA1cNGSP値併記の問題について、また釧路孝仁会記念病院の高柳技師の講演では、糖尿病は血管病であり、様々な検査があるという講演をいただきました。市立小樽病院の中技師からは、病院での臨床検査技師の立場を踏まえた糖尿病との関連の講演。札幌北楡病院の志水看護師からは、実際のフットケアの実践のお話、そして患者さんの足をしっかり観察してください、という講演をいただきました。最後に、私の方から神経伝導検査と糖尿病と題して、検査の注意点や逆行性SCSでのアーチファクトの除去の方法について講演しました。

参加者の心を掴む?事ができなかったのか、質問も少ない勉強会で寂しい感じもありましたが、今後も糖尿病の患者さんは減る事はないと思います。我々研究会が果たす役割は多くなると思います。今後も活動が活発になるよう頑張って行きましょう。

                   釧路労災病院中央検査科 遊佐純教